トップページ奥大井の山々>不動岳・六呂場山 3日目





不動岳・六呂場山


戸中ゲート〜矢筈尾根〜六呂場山〜鹿の平〜不動岳〜鎌崩岳〜戸中ゲート
3日目



2010年12月15〜17日


コースタイム
3日目

8:10 鹿の平(幕営地)
9:25-10:05 不動岳
11:40-11:40 鹿の平(テント撤収)
12:40-13:00 鎌崩尾根分岐
15:40-50 林道登山口
17:35 戸中ゲート

今日は先日の予定で延期になっていた不動岳往復をして鎌崩岳の尾根にて下山するだけです。
昨日はいろいろありましたが今日はどうなることでしょう。

3日目

朝3時半に一旦目が覚める。
テント内温度は−10度。
ヘッドランプをつけてテント内の様子を見てみると、内張りは凍結というか氷が引っ付いています。
ぶら下げていたランタンとメガネもパリパリ。
寝袋も表面は凍結していました。
寒いしこんなに早く起きても仕方がないので二度寝することにする。
6時半起床。
テントの内張りがバリバリになっているのでタオルで氷を取り除く。
その後朝食(コンソメスープに餅2コ)を食べて必要な物だけザックにいれて8:10不動岳往復に向かいます。

昨日と打って変わって晴天。
雲ひとつない天気。気温−3度です。日の出と共に一気に気温があがりました。

不動岳に向かう道は笹の中の歩きやすい道を探しながら進んでいく。
西側には昨日歩いてきた尾根がよく見えます。
ここから見ると大した距離ではないのに結構時間がかかったなー。
9:25
不動岳山頂に到着。
ここまでの笹尾根歩きなどの雰囲気は最高であり山頂からの景色も見事です。
300名山にも該当していないので静かな山歩きができるのもいいですね。

ネットで下調べをしている時に不動岳から北に5分程度下ると大展望が見れる所があるとの情報があったのでさっそく行ってみる事にします。

3分程度下ると展望地に着きました。
ここは南側以外の展望開けておりまさに大展望です。

地形図で山座固定をしてみましたが、歩いたことのない山ばっかりなので合っているかは不明。
不動岳に来た人はここまでこないともったいないですね。

10:05
十分な景色を楽しみましたのでテント場まで戻ります。
不動岳からは35分程度で幕営地まで来れました。

11:40
テントを撤収し終えいよいよ下山開始です。
鹿の平はまたいつか来て見たいなと思うようないい所です。名残惜しいですが朝グダグダしていたせいで時間があまりありません。

ここから鎌崩の頭の分岐までは結構な登りで想像していたより疲れました。

振り返って鹿の平と不動岳を見てみる。
12:40
分岐に到着。
折角なので鎌崩を見に行って来ます。
片道10分位でしょうか。結構下ります。

13:00
分岐に戻ってきました。
ここからは一気に下るだけです。
最初の200mくらいはアイゼンをつけて下ります。

日没が16:30なので遅くても林道には16時には着いていたいです。

1450m付近の平らな所は気持ちのいい所。

植林地帯に入り右側に小屋とモノラックの線路がでてきたら左側に登山道は曲がっていきます。(標高で1280m付近)
ここは最初間違って小屋のほうに行ってしまいました。

林道にあと少しの所は道がちょっと悪い。
慎重に下り15:40林道着。

ここまで来ればもう安心です。
今回の山行も終わったも同然です。

ヘッドランプを用意して林道を歩いていきます。
黒法師岳の登山口を通過して少し歩くとシブロク歩道という案内板がありました。
どうやらここから黒法師岳の西側のピークに直に登れるみたいです。
どうやらここから前黒法師山とバラ谷の頭の間にある1682m地点に直に登れるみたいです。
いつか歩いてみたいものです。

6kmの林道歩きは辛い。
最初はサクサク歩いていましたが最後のほうはダラダラ歩くことになりました。

17:35
ゲートに着く頃にはあたりは真っ暗。
無事に車に着いたことを祝い自宅に向けて出発。

自宅には22時頃到着。

感想
今年最後の山歩きになりましたが、一番記憶に残る山行だったかなと思います。
長い林道歩きが辛いですが、同じ道の往復ではないのでそれほど苦痛ではありませんでした。