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槍ヶ岳


槍平小屋から南岳
3〜4日目




2012年7月26〜29日

コースタイム
3日目

4:30 南岳小屋
4:50 南岳
5:10 天狗原分岐登山口
7:00 中岳
7:50 大喰岳
8:40 槍ヶ岳山荘

9:15 穂先
11:30 千丈沢乗越
14:15 槍平小屋

今日は南岳小屋から槍ヶ岳まで縦走。その後西鎌尾根経由でテントを張ってある槍平小屋まで戻ります。
穂先がどれだけ混むのかわからないのでなるべく早めに出発したいと思います。

3日目

4:30
気温10度。空模様は生憎のガス。風が強いので体感温度はもう少し低い感じ。

4時に起床してちゃっちゃと準備して出発となりました。

4:50
南岳に到着。
ガスで何も見えません。

その代りに涼しいので暑さでバテるということはなさそうです。

5:10
天狗原分岐に着きました。
当初の上高地から入山する計画だとここから下山の予定でした。

天狗原分岐を過ぎたあたりでガスが晴れました。
やっぱ縦走路は天気がいい方が気持ちがいです。

7:00
天気がいいなと感じたのも束の間。
中岳に着くころにはまたガスです。

ガスってくると周りがあまり見えないので、どういう所を歩いていたのかの記憶がさっぱりない。
気が付くといつの間にか目的地に着いているといった感じ。

7:50
ガスのおかけで日差しもきつくなく全く疲れずに大喰岳に到着。
一瞬だけ穂先が見えましたが、あっという間に霧の中へ。

大喰岳の辺りからなんとなくおなかの調子が悪い。
もうすぐ槍ヶ岳山荘なので飛騨乗越で休憩も取らずとっとと山荘に向かう。

槍ヶ岳山荘のテン場はきっちり区分けされている。
景色は最高だろうけど、風が強い日は大変そうだな。

テン場をすぎて目についた最初の建物がトイレ。
ここは南岳小屋と違って普通の和式トイレ。
こーいうトイレが一番落ち着く。

8:50
山小屋横で少し休憩してから穂先に向かう。

ガスで景色は駄目かなと覚悟していましたが、登っている間にガスがどんどん取れていき着くころには快晴状態になっていました。

多少雲はありますが絶景です。
山頂は狭いとは聞いていましたが、思ったより狭かった。

高度感があるところはそれ程得意ではないので、景色を一通り満喫した後はすぐに降りることにします。

10:20
穂先も登れて今回の目的は完遂。
後は今日の寝場所まで下るだけ。

時間も早いので飛騨沢を下るのをやめて、西鎌尾根を千丈沢乗越まで歩いて下ることにしました。

景色のいい尾根をグングン下り乗越へ。
ここから尾根を外れて槍平小屋まで下ります。

この辺まで来ると風がないので暑い。

14:15
いいかげん歩くの飽きたなーと思いながら歩き続けてやっとテン場に到着。

沢で汗を流して夕飯までのんびりする。

夕飯は前回と同じでレトルト+α米+缶詰+スープ。

19時頃激しい夕立と雷がありフライから少し雨が滲みていましたが、幸いにもインナーテントまで滲みてくることはなかった。
帰宅したらフライの防水処理した方がいいかも。
そんな夕立も21時頃にやみ22時頃熟睡。




4日目
6:00 槍平小屋
9:10 白出沢出合
10:50 新穂高ロープウェイ
11:10 鍋平高原駅
11:30 鍋平駐車場

今日はテントを撤収して下るだけの簡単な一日。
下山したら平湯の湯で汗を流して帰路に着きたいと思う。

4日目

6:00
5時に出発してもよかったけど、下山するだけだしと6時に出発。

槍平のテント場は非常に気持ちのいい所でした。
特に水が冷たくてイイ。トイレはちと難有だが、トータルだと非常に満足度の高いテント場でした。
空いているのもいいね。

往路と同じ道なので詳細はカ〜ット。

9:10
林道に到着。
林道まで来れば今回の山行も終わったも同然。

鍋平の駐車場まで初日みたいに歩いて行くのは嫌なのでロープウェイを使って楽をします。

時間は10時50分。30分間隔のロープウェイがあと10分後に出発とちょうどいい時間に降りてこられたみたいです。

運賃は200円+荷物代100円。
7分程度で鍋平高原駅へ。

11:30
鍋平高原駅から15分ほど歩いて駐車場へ。

無事今回の山行が終わりました。

その後、予定通り平湯の湯でお風呂と食事をして松本ICから高速へ。増穂ICで降りて52号と新東名で自宅へ。
19時半には自宅に到着しました。


感想
槍ヶ岳はやっぱし一度は登るべき山だなと思う。
でも一度来れば充分かな。
初日のアプローチが長いのでうんざりした。これは上高地からのルートでも同じだね。