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ワサビ沢の頭


ワサビ畑跡から1611峰西尾根経由でワサビ沢の頭へ




2010年5月8日
 

コースタイム

9:00 駐車スペース
9:45 ワサビ畑跡
10:55 尾根出合い
11:40-12:00 Uターン地点
13:10 1611峰
13:50 大笹の頭
14:55 ワサビ沢の頭
16:20 駐車スペース

先日バラの段の西尾根を歩いたので今回はワサビ沢ノ頭の西尾根を歩くことしました。
地形図を見ると1611地点がワサビ沢の頭に思えるのですが、山名標識は350mくらい北側にあります。

※一般ルートではありません。

※H25.11現在
ワサビ沢の登山道に架かっていた橋は全て無くなっており通行は困難になっています。


ワサビ沢の入り口からほんの少し下流側に駐車スペースがあるのでそこに車をとめる。
最初の橋で沢を渡ったところで今回の取り付きポイントを探す。
見たところかなり急な傾斜ですが登れないことはないような気がしますが、なんかここから登ろうという意欲がわきません。
また取り付くには結構な流れの沢を越えなくては行けないのもあり、結局あまり気が乗らず却下。
当初の予定で最初の沢で取り付けなかったらワサビ畑跡の沢から登ろうと考えていたのでこのまま歩くことにしました。

昨日雨が降っていたこともあり橋や岩が滑ったりして何度か怖い思いをしながらワサビ畑跡に到着。
途中何箇所か取り付けないか考えましたが、傾斜が急で無理そうでした。

今回歩きたい方向を見てみると少し上流部にテープがついています。
このテープに導かれながら登って行きます。

テープは少し登ったところにある平坦地でなくなっていました。
ここからは登りやすそうな所を探しながら登ります。
結構急な斜面を登りやっと尾根に近づいてきました。
この辺まで来ると笹が濃くなり苦労します。

尾根に着いてみるとしっかりとした踏み跡が下から続いています。
やっぱりちゃんと下流に取り付くポイントがあるみたいです。
折角なので途中までどうなっているのか見に行くことにしました。

踏み跡は結構しっかりしいるが藪が濃く途中枝尾根に迷い込みそうになる。やっぱり藪尾根の下りは怖いですね。
途中3箇所程度に白い布テープが巻かれていました。

あまり下まで降りると登り返しが辛くなるので地形図の平坦な所まで歩いたところでUターンすることにする。

平坦地に着いたところで昼飯休憩(写真右)。休憩後登り返します。
尚踏み跡はまだまだ続いていました。いつか下から歩いてみたいと思います。

ワサビ畑跡から登ってきた道と合流し、すこし歩くとあれだけ邪魔だった笹が不思議となくなりました。
ここからは狭い尾根を歩いて行きます。地形図だとかなり狭そうな尾根ですが実際歩いてみるとそれほど狭くは感じません。

尾根が広くなり1611峰に到着。
なんだか晴れていた空も曇ってきました。
奥大光山付近はガスっています。

このままワサビ沢の頭から下山しようと思いましたが、時間もあるので大笹の頭まで歩いてみることにしました。

大笹の頭で鹿の角をゲットしUターン開始。

この辺は2重稜線になっているので、帰路は西側の尾根を歩いてみることにしました。
結構歩く人がいるらしく踏み跡はしっかりしています。

こちらの道のほうがアップダウンが少ない気がする。
1611峰の少し手前の鞍部で縦走路と合流。

さてワサビ沢の頭からは道標の対面から一気に下る道で帰ります。
初めて歩きますがこの道はとにかく急です。

過去に下からこの道でワサビ沢の頭に行く予定が結局30mくらい北側にでてしまった訳がやっとわかりました。
涸沢のどんづまりの地点で踏み跡は左側に登ったところで薄くなったのでそのまま左の尾根を登ったわけですが、実際は右に沢をトラバースして右側の尾根に取り付くのが正解だったみたいです。振り返ってみると(写真 右下)確かに右側の木の枝にテープが巻いてあります。
これは葉っぱがある時期が見えないような...。

ワサビ沢は登りも下りも同じくらいの時間がかかりますね。