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上河内岳・茶臼岳・仁田岳


畑薙大吊り橋から上河内岳・茶臼岳・仁田岳往復
1日目

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2010年7月18〜20日
 

コースタイム

前泊(車中泊)
5:10沼平駐車場
6:15畑薙大吊り橋
7:50ヤレヤレ峠
9:30ウソッコ沢小屋
13:10横窪沢小屋
17:50茶臼小屋




去年は北アルプスは劒岳・立山、南アルプスは鳳凰三山を歩いた。
今年はどこを歩こうか悩んだ結果、当初白峰三山を歩こうと計画しましたが当日奈良田まで行く道が通行止めになった為急遽予定を変更。
南アルプスでもアクセスがよく簡単そうな上河内岳に登ることにしました。

当初1人で行く予定でしたが相棒もついてくるということなので結局2人で歩くことに決定。
その為テントがでかくなり1kg程度荷物が重くなりました。


1日目

前日の22時に家を出発して24時半頃沼平駐車場に到着。

既に駐車場は8割は埋まっていました。
ここで4時半くらいまで仮眠です。

朝4時50分頃に起きて準備を始める。
周りの登山者はMTB持参の人が多い。俺もMTB欲しいな。

5:15に出発。ゲートの所で登山計画書を提出し歩き始まる。
60分程度で吊り橋に到着。

長い吊り橋です。帰りに時間を計りましたが3分39秒かかりました。

鉄塔の下で朝飯タイムを取ったのですがここでショックなことが....。林道歩きの時に邪魔だったのでストックはザックの脇につけていたのですが、いざ使おうとして外してみたら部品の一部がなくなっており使いものになりません。

ここで気分が一気に萎えましたが10分ほど落ち込んでから再度登山開始。
結局その辺の倒木を一本拾って杖にしました。

ヤレヤレ峠でももちろん休憩します。

ヤレヤレ峠からは一旦下ります。この下りが下山時にあんなに辛い上りになるなんてこの時は想像もつきませんでした。

ここからウソッコ沢小屋までは沢沿いの道で気持ちのいい道です。
途中吊り橋を4本渡って小屋に到着。
ここはトイレ臭くて休憩する気になりません。
もう少し先に行って休憩しました。

ここから少しの間鉄の階段を登りますがこれが結構急で辛い。
階段が終わると横窪峠まではかなりの急斜面を一気に登って行きます。

途中にある中の段につく頃にはもうヘトヘト。
この時点で茶臼小屋までいくのは止めて横窪沢小屋でテント泊にしようかなという思いが頭をよぎりました。

そうそう中の段から標高にして100mくらい下で小熊を目撃しました。(15mくらい先の斜面)
親熊が近くにいると思うので目の前にでてこなくてよかったです。

やっと横窪峠に到着。
ここから小屋まで一旦下ります。せっかく稼いだ高度が....。

横窪沢小屋では冷たいお茶を頂きました。ありがたいです。
ここで水を補充します。

ここから今日の目的地の茶臼小屋まではコースタイムで160分みたいです。
現在13:30なのでコースタイムとおり歩けて到着が16:10ですね。

まあ、ここまで来るのに大幅にコースタイムをオーバーしている状況から到着は17:30頃になるだろうと思います。

本来はここで今日の行程を終了すべきだったのかもしれません。

横窪沢の小屋からの道も結構急です。
というかこのコースは最初から最後までかなりの急斜面を歩かされます。

途中の水呑場でちょっと休憩。肝心な水は多少はでていましたが補給しようとは思えないです。

横窪沢小屋から茶臼小屋までの道は要所要所にベンチが作ってありこれが結構重宝しました。

16:30やっと樺段の到着。
ここまでくればあとは少しです。17:40くらいには着きそうです。

この白地に黒文字の道標には何度も励まされました。

17:40
水平道になれば20分くらいで小屋に到着しました。
今回は4人用のテントを持参。
テント場が空いていてよかった。茶臼小屋のテントサイトは個室で区切られているのもあってでかいテントは張る場所が少ないです。

調子がよければ明日は光岳まで往復しようと思っていましたが、今日の体調からして無理そうなので当初の計画とおり上河内岳と茶臼・仁田岳を登りたいと思います。

結局今日は車を出発したのが5時なので計12時間以上歩いた計算になる。
歩くのが遅いといってもテントを担いで12時間歩くのは異常としか思えない。
この辺は大いに反省すべき点だと思う。

夕飯にα米とレトルトカレー&レトルトの豚汁を食べて22時には熟睡。


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