トップページ奥大井の山々>鹿の子池(東河内温泉〜鹿の子池〜水無峠山〜三ノ沢山)1日目





鹿の子池


東河内温泉〜鹿の子池〜水無峠山〜三ノ沢山
1日目



2010年11月10〜11日
 

コースタイム
1日目

5:30 自宅発
8:00 東河内温泉付近
8:35 取り付き地点
10:15 熊の捕獲檻
13:00 1801m右側鞍部
13:15 鹿の子池 幕営地

昨年9月に無岳山を歩いた時にSさんから水無峠山の稜線からそれほど下らない所に鹿の子池という神秘的な幻の池があるみたいだと聞かされる。

その時に次回は鹿の子池に行きましょうと言いながら一年が過ぎてしまった。
今回やっと全員の都合がつき歩くことができました。

鹿の子池を見るだけなら日帰りでもできるみたいですが、それでは面白くないので鹿の子池で1泊し翌日水無峠山・三ノ沢山と歩き三ノ沢山の西側尾根から下ることになりました。

※バリエーションルート

1日目

5:30に迎えに来てもらい出発。
毎回思うけど富士見峠からが結構遠い。

8:00
橋を渡った所で駐車。ここは前回駐車した所。ゲートからちょっと離れていますがゲート前のスペースは車1台分しかなく工事車両の邪魔になるのも嫌なのでここに駐車しました。
今回は同乗させてもらっているので楽です。でも少し酔いました。

駐車スペースの少し先に重機置き場があるんですが、どうやらその裏から取り付けそうですがが、ゲートを越えた先にもうひとつ取り付くポイントがあるらしいのでそちらから登ることにしました。
8:35
初ノ沢の所までくると道はカーブを描きながら一気に高度を上げます。
ここのカーブの所には新しく林道を作ってるらしく道が伸びでいます。(写真左)
ここから目的の尾根に取り付けますが、少し先の植林の作業道らしき所から取り付くことにしました。(写真右)
結構な急坂を登って尾根に取り付く。
尾根に取り付くと暫くは植林の作業道を歩いていきます。
空は晴れていますがこの斜面までは光が届かないので結構薄暗いです。

気持ち右側に向かって登らないといけないのですが、あまりにもいいトラバース道がついているのでそちらに向かってみる。

暫く歩いたが一向に登っていく気配がない。どうやらこのまま沢に向かってしまいそうなので、適当な所で尾根に向かって一気に登る。
強引に登りなんとか目的の尾根に到着しました。
ここで駐車スペースから伸びている尾根と合流しました。
そのまま重機裏から取り付いたほうが楽そうです。

目の前には1243mのピークがありますが、ここはトラバース道があり巻いていきます。
鞍部に着くと熊の捕獲檻がありました。
中になにか入っているように見えますが、木と落ち葉でした。
ここから少しの間急坂を登っていきます。
この辺はどこを歩いても問題ありませんが、テープがたまーについているのでそれを目指して登っていきます。

1518m地点の付近でお昼休憩。
この辺から笹薮も所々でてきますが、藪区間は短く暫く歩くとまた下草のない歩きやすい道になります。
1600mから1700mの間は2重尾根(こんな言い方するのかな?)みたいになっており左側の尾根にテープがついているのでそちらを歩いていきます。

1700mくらいからは尾根を歩かず窪んでいる所をずっと歩きます。この辺にくるとテープはなくなります。
そのまま窪地を歩いて地形図1801mピークの左側の鞍部に到着。
さてそろそろ鹿の子池がみえてくる筈です。
想像していたよりも笹が低いので簡単に探せそうです。

鞍部から少し歩くと前方に水面が見えてきました。
あまりにもあっけないので最初は水溜りではないか?と思いました。

池の出口部分に来て見ると倒木がダムの役割をしているようで落ち葉が一杯溜まっています。
ここがオリタチ沢の源流部にあたるみたいです。

池と言っても湧き水ではなくちゃんと流れがあります。
上流から流れてきた水が奇跡的な地形のこの部分に溜まりヘアピンカーブを描いて沢に落ちていきます。

さて今日はここで幕営予定。
この辺はテントを張るにはあまりいい感じではないので上流部分に行きます。

少し歩くといい感じの平らな場所がありました。
すぐ横に沢の流れがあり雰囲気は最高です。
この辺は4〜5張りくらいは張れそうです。

この後池を一周したり鹿の子池の源頭部に行ったりしながらのんびり過ごす。

17時には真っ暗になるので16時半くらいから夕食の準備。
今日はコンビニ弁当+キムチ鍋+うどんという豪勢なメニュー。
寒いときには暖かい食べ物がいいですね。
この時の気温は0度。今晩は冷えそうです。



→2日目へ