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5:20起床。
本当は4時半には起きていたんですが寝袋から出ようという気持ちにならずそのまま2度寝してました。
朝飯はリゾットのレトルトにコンビニのおにぎりを入れた物。
朝飯にはちょうどいい量とくどくないのがいい。
その後グダグダ準備していたら7:20になってしまっていた。
予定では6:30出発なので既に50分の遅れ。
今日は鹿の平でテント設営後不動岳往復の予定でしたが、この時点で中止にして明日の朝往復することに決めました。 |
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日の出前に外を見た時には星空だったのが、いざテントを撤収してみるとなんと一面の曇り空。
気温は-3度近辺。
稜線分岐地点までの矢筈尾根はとにかく気持ちのいい尾根。尾根が広くて傾斜が緩やかなのでどこでも歩けます。
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8:55
稜線分岐に到着。
気温は−5度。
ここで大休憩。暖かいお茶を作ります。
今日持ってきたお茶は「おーいお茶」の粉末タイプ。500円くらいしますが水にも溶けるので楽でいいです。味は暖かくすればおいしい、水の場合はそれ相応の味です。 |
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さあ、ここからは鹿の平へ続く縦走路です。地形図だと一気に六呂場峠まで下っていますが実際は2−3回の登り返しがあります。これがなかなか手ごわい。
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9:55
六呂場峠に到着。
特になにもない峠ですがここから北側の斜面を200m位下ると水場があるらしいです。
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峠から六呂場山頂まではすごい傾斜です。
踏み跡も薄いのでどこを歩いていいのかさっぱりわかりません。
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11:00
やっとのことで六呂場山に到着しました。
山頂にはネットでよく話題になっている「耳目は欺かない 判断が欺くのだ」のプレートがありました。
山頂はまあまあ広く回りにテントも張れそうな平らな所がありました。
ここでゆっくり休憩したい所ですが、南側からの風が強くじっとしていると寒いので5分ぐらい休憩した後とっとと先に進むことにしました。
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この辺りで今日の幕営地である鹿の平の事が気になってくる。
というのも結構風が強く吹く時があるんです。
どうやら無風でテントを張らしてくれそうにはありません。ペグがない現状だと気が気でなりません。
どうにか石があるように祈るだけです。
六呂場山からは緩いアップダウンやトラバース道などを歩きながら120分位かけてやっと1799m峰までやってきました。(写真右)
この時点で時刻は13時。ここからだと不動岳から鹿の平らに続いている稜線も見えてますし距離からして60−90分もあれば着くだろうとこの時は思っていました。
なんと実際は150分もかかってしまいました。
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1799m峰から緩く下りながら小さいアップダウンを越えていく。
最後の鞍部が今回の行程の唯一の危険箇所。
逆の行程だと登りなので大して怖くなく通過できると思いますが、こちら側からだと下りなので結構怖いです。
ここは荷物も重いので面倒がらずザイルを出して慎重に通過しました。
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危険箇所を通過すれば登り一辺倒です。
笹薮を一気に登っていきます。
この辺から踏み後には雪がでてきました。先週はかなり積もったらしいですが、先日の暖かい雨でほとんど溶けてたみたいです。
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15:15
途中ガレの淵を一気に登るところを間違えて左側にトラバースしている道に入ってしまったためかなり北側の稜線にでてしまいました。
ここで懸念していた状況が発生しました。
それは「強風」です。
西側からの風が強烈です。
これは石がなければテントが飛ぶ以前に設営すらできない可能性があります。
「どうか石が置いてあります様に」と心の中で祈りながら鹿の平に向かって笹を漕いで行きます。
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15:25
鹿の平の幕営地に到着しました。
ここで奇跡といってもいいのではないでしょうか。なんと石がありました。
石があるのはここのテント1張り分の平坦な所だけです。
本日は自分たち以外に誰もいませんが、もし今日先客がいてここを使っていたら終わりでした。
ペグの不安もなくなったので急いでテント設営に取り掛かります。
ものすごい強風です。石も凍結しておりなかなか動かせません。木をつかいなんとか土から剥がします。
やっとの思いで設営してテントの中に入った時にはやっと「ホッ」とした気持ちになりました。
夕食にソーセージ入りの辛ラーメンと五目α米(半分づつ)、レトルトの焼き鳥を食べ、食後に暖かいお茶を飲み石があった事の幸運を話しながら寝袋に入ります。
ラジオの天気予報だと今日は静岡では強風注意報がでてるらしい。
この鹿の平もものすごい強風です。テントがグラングラン揺れます。ポールが折れるんじゃないかと心配になるくらいの風です。
テントが揺れるたびになんか冷たい物が上から降ってきます。
どうやら内張りが凍結してきたらしいです。
この風は23時位まで続きその後まったくの無風になりました。
この時のテント内温度は−7度程度。
2重の寝袋はまったく寒くはありません。シュラフカバーをしていないのがちと不安ですが...。
ぐっすり寝れそうです。
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