文珠岳・若山・桜峠



2010年1月23日
 

コース概要


8:05 則沢バス停
8:25 登山口
9:30 林道分岐
10:40 稜線分岐
10:50-11:10 文珠岳
11:15 稜線分岐
11:55 若山
12:55 トリカブトの段
14:00 新東名工事現場上
14:20 上の林道
14:35 下の林道
14:55 桜峠トンネル
15:05麻機バス停


安倍東山稜でまだ歩いていない区間の内、真富士〜桜峠区間を3回に分けて歩こうと決め今回はその3回目。
真富士〜文珠岳の区間は歩けたので残りの文殊岳〜桜峠区間を歩くことにした。
本当は桜峠近辺の迂回路ができる4月以降に行こうと思っていましたが、まあなんとかなるだろうと思い実行してみました。

※桜峠の迂回路はH22.4開通の予定がH23.2に変更になっていました。(H22.4追記)

自宅の近所のバス停まで歩き則沢行のバスに乗る。
登山客は4人程乗っていましたが、全員平山で下車。則沢まで行くのは私一人でした。
バス停からちょっと歩くとトイレがあるので、ここで準備体操や熊鈴をつける。


ここから登山口までは林道歩き。
最初の分岐は右側に向かう。20分程度歩くと砂防ダムが見えてくる。ここが登山口。
車は路肩に2台くらい可能かな。でも車で来る人はここではなくてもう暫く先まで車で入れます。そこからのほうが楽。

砂防ダムを越え、茶畑を直進して植林地帯にはいる。

ここからはずっと沢沿いの道です。特に危険なところはなかったと思います。
要所要所にロープが張ってありました。
今日はとにかく暑い。風もないので1月なのに半袖Tシャツで歩いています。

右側に林道がチラチラ見えてくると林道との分岐です。
一度林道にでても文珠岳にはいけますが、前回歩いた道白山から繋がる尾根道と合流するので今回はやめときました。

暫く登ると最後の水場。
ここで左側の尾根に取り付きます。

ここから稜線に一気に上がりますが、道白山からの尾根道よりははるかに楽です。
この辺りから風がでてきて寒くなってきたので上着を一枚羽織りました。


稜線合流地点からは階段。
でも、階段が嫌な人が歩いた道が左側にあるので途中からそちらを歩く。
ぜんぜん楽です。
10分ぐらい登ると山頂が見えてきました。

相変わらず人気の竜爪山。今日は15人位いました。
今回の目的は竜爪山ではなくて桜峠までの縦走なのであまりここでのんびりするわけにもいかない。お昼ごはんをさっと食べて下山開始。


道白山方面は道標はありませんが、山頂から少し下ったところを左です。
今回は牛妻方面に向かうのでまっすぐ進みます。

分岐までは往路の道と同じです。分岐で先程登ってきた道を見送りまっすぐ下ります。
途中鉄塔工事でしょうか大掛かりな工事をしているみたいです。

ここは西側の展望が開けています。

若山まであと少しの所で若山をトラバースし牛妻方面に行く道が右側にでてきます。
その後ほんの少し歩くと桜峠の分岐がでてきました。
この道を歩く予定ですが、若山山頂にまだ行ったことがないので一旦若山に登ることにします。

山頂には道標とベンチがありました。
ここから道なりに歩いて途中から桜峠の道に合流する分岐があるらしいのですが、そこまで行って迷うのも嫌だったので先程の分岐まで戻りました。


※若山をトラバースした先でちゃんと先程の道からの合流分岐がありました。送電線の巡視路らしいので道もしっかりしてると思われます。

暫く歩き正面にでてくる小さなピークを右に巻くと送電線の鉄塔が見えてくる。
鉄塔の所は東側の展望があります。数少ない展望です。
鉄塔をすぎると地形図で小さなピークになっている730m峰です。
ここで90度左に曲がって下ります。


暫く急な坂を下ると分岐の道標があるので、ここで一気に右後ろに曲がる。
ここ道標がなければそのまま直進していまいそうです。というのも前方にも黄色テープが巻いてあるんですよね。

ここで南側の尾根に向かいます。
尾根にでれば次のピークがトリカブトの段。
ここも方向がよくわからなくなる所でした。
山頂標識と三角点をすぎてまっすぐ行くのかなと思いきや、地形図では右の尾根に入らないといけない。

でも、ケルンは真正面にあるし、その先の木には青テープがバシバシついている始末。
右側の方にもピンクテープはあるんですけどね。
ここまでは分岐には必ず黄色い道標があったのに、なんでここにはないんだろうと思いましたが、少し下ってみてわかりました。
銃走路はこのピークのほんのわずか下を横切っていたからです。登ってる時はピークをトラバースしている道にはまったく気がつかなかった。

トリカブトの段をすぎれば、後は一気に下るのみ。ガンガン下り茶畑がでてくれば、第二東名の工事でバッサリなくなった尾根まであと少し。

みかん畑がでてくると、道がよくわからなくなる。
稜線はみかん畑で通行禁止ぽいので小屋から下に降りる道を進む


とても縦走路とは思えない道を進むと工事現場に到着。
上から降りてくる階段があるので、縦走路は上にあったのかもしれない。


この階段が将来の縦走路になるんだと思われます。
一段一段が高くとても疲れる階段です。


目の前に桜峠が見えてるのにこの遠さ。嫌になります。迂回路はH22.4月頃から歩けるらしいですが今は作業中でありとても通れない。とりあへず東側の下に見える林道まで下る。

階段があったので階段でも降りれるのかもしれませんが、みかん畑の途中にあったモノラックの線路沿いに下りました。
この林道で下まで降りれるのかと思いきや、右に行くと工事現場。左にいくとそのまま山奥に向かい下には繋がっておらず。


しかたがないので、法面の一番端っこを下って行きます。
工事してる人から丸見えなので、なんか恥ずかしかったです。


黄色の線が今回下った道無きコース。
工事現場ダッシュして桜峠に繋がるカーブまでいきたかったですが、我慢して林道を下ります。


旧桜峠トンネルに着きました。この上が桜峠です。トンネルの右側から登れます。少し前に来たことがあるので今回はいきませんでした。
左側に下る昔の道があるのですが、ゴミの放置がひどくとても歩く気持ちにならず、そのまま車道で麻機バス停まで歩き今回の山行は終了。


感想
全行程にわたって景色はほとんど見ることのできないルートではあるが、まっずぐに降りる稜線とは違い結構クネクネしているのが面白かった。



おまけ
桜峠と迂回路の案内