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梅ヶ島温泉〜十枚山

5/2 ワサビ沢源頭から十枚山へ



2010年5月2日 2日目
 

コースタイム

6:00幕営地
6:35稜線鞍部
6:55ワサビ沢の頭
9:20-30大光山
10:10刈安峠
12:40-55十枚山
13:10十枚峠
14:40中の段
15:50六朗木


寒くて寒くて朝の3時半頃に目が覚める。
いくら寒くても起きるのには早すぎるのでもう30分寝袋の中に丸まってることにする。

4時になった所で起きる。
朝飯は....昨日に続いて失敗。まずかった。
今日は暑くなりそうなので水を2.5リットル汲む。
テントを片付けて6時丁度に出発。

沢を詰めると前方に稜線鞍部が見えてた所で右側の尾根に取り付き鞍部に向かって登る。
なんか昨日と違って体が重いです。すでに疲れています。
6:35稜線鞍部に到着。

のんびり登りながら平坦なところにでればワサビ沢の頭に到着。
ここから大光山までの稜線は非常に気持ちのいい道。
今日は天気がかなりいいらしい。朝日が眩しい。

ザックが重いのでなかなかペースが上がりませんがなんとか大笹の頭に到着。
ここで後ろから話し声が聞こえるなと思い振り返ると若いカップルが見えます。
荷物からして安倍峠でテント泊の人だろうけど、ワサビ沢で寝ていた自分の方が時間的に30分は有利の筈なのにもう追いつかれるとは...。

その後少し先でお話しましたが、なんと七面山から縦走してきたらしいです。
すごいですねー。そりゃ簡単に追いつかれるわけです。
今日は私と一緒で十枚峠から下山するようです。しかしその後大光山で彼らの後姿を見たのが最後でした。

9:20大光山に到着。
ここからが今回の山行のメインです。
10分程休憩して刈安峠方面に下ります。
何度かアップダウンを繰り返したあと一気に下って行きます。
ここから十枚山までの区間は西側の景色がいいです。
右側に植林が出始めると刈安峠に到着しました。
やっと到着といった感じ。すでにヘトヘト。
大光山から40分かかりました。

振り返るとお地蔵さんがいました。
歴史を感じますねー。

峠といっても最低鞍部というわけではなく更に下らないといけません。
下れば下るほど十枚山の登りが長くなると思うとうんざりしてきます。

黒崩という所は左側がバッサリなくなっています。
これも年々進行しているんでしょね。
微妙にアップダウンを繰り返しながらやっと最低鞍部に到着。(写真左)
ここで大休憩。
今日は天気がよすぎて暑くてしかたながい。

ここからは登り一辺倒のはずです。下を向いて歩いていれば必ず着くはずです。
この頃には10歩あるくと少し立ち止まるといった感じでしか歩けません。

カミナリで燃えた?木みたいです。中は煤けてました。

地形図の1632m地点までやってきました。ここまで来ると道は平坦になり十枚山の山頂もすぐそこに見えてきました。

ここで昼飯休憩。時刻は12:02。丁度いい時間です。昨日かって食べていなかったコンビニのおにぎりを食べる。
...なんでこんなにまずいの?
パサパサしてぜんぜんおいしくない。昨日寒かったせいでパサパサになってしまったのでしょうか。
今回はとにかく飯が駄目駄目だったな。

12:40十枚山に到着。
山頂に着く少し前に老夫婦に抜かされた訳ですが、なんと安倍峠〜十枚山往復らしいです。
すごすぎます。聞いただけで心が折れそうです。

さて、とっとと下って風呂入って寝たいので老夫婦にお別れを言って十枚峠に向かいます。

峠ルートは沢を3回渡りますが、前回下った時に危なかった最後の沢に下る道に新しく橋がつけられていました。これはありがたい。
最後の水場で顔を洗って少し休憩。

14:40中の段の登山口に到着
十枚山からは110分くらいかかりました。コースタイムだと100分なのでバテバテの状態でこのタイムは上出来かなと。

さて中の段の登山口からはひたすら林道歩き。
最後の最後にこんなに疲れるとは...。
結局70分くらいかかって六朗木のバス停に到着。
着替えをしてとっとと家に向かいました。


感想
ワサビ沢の幕営地の雰囲気は最高だった。
予想していたよりも大光山から十枚山の区間が辛かった。
もう少し体力をつけないと駄目みたいです。