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梅ヶ島温泉〜十枚山

5/1 梅ヶ島温泉〜ワサビ沢源頭



2010年5月1日 1日目
 

コースタイム

10:14六朗木BS
10:50梅ヶ島温泉BS
11:00登山口
12:20-30林道出合い
12:50ワサビ沢入り口
14:20幕営地


今年のGWは天気予報だと連日晴天。折角なのでテントを担いで山中一泊で歩きたいと思い計画を立てる。
どうせなら安倍奥の稜線でまだ歩けていない大谷嶺〜八紘嶺と大光山〜十枚山の区間を一気に歩いてしまおうと思い市営梅ヶ島温泉〜大谷崩〜八紘嶺〜安倍峠(泊)〜十枚山〜六朗木というプランも立てたが初日はものすごく大変そうであり修行じゃないんだからと却下。初日を山伏小屋にして2泊3日もいいかなと思いましたが、あまり気が乗らず結局却下。

その後グダグダどこにしようか考えた結果、歩いていない区間の一つは歩きたい&のんびり歩くのもいいかなということで梅ヶ島温泉から十枚山まで歩くことにしました。

初日は水場の関係もあり安倍峠でテント泊を考えましたが、以前ワサビ沢の道を歩いた時にここでテント張ったら気持ちいいだろうなと思う箇所があったので折角なのでそこでテントを張ることにしました。(水場もあるので)
ここなら翌日バラの段への急な登りを歩かなくていいので、体力的に多少は楽になりそうです。


六朗木のバス停(写真左)に車を停めてバスで梅ヶ島温泉(写真右)まで行きます。
今日は始発に乗る必要はないので10:14のバスに乗ることにしました。

自宅を7:30過ぎに出てスマル停で朝飯。その後途中のコンビニで今日の昼飯を買って六朗木に向かう。
出る時間が早かったせいで1時間も早くバス停に着いてしまいました。

なんとか時間をつぶしバスを待ちます。
到着したバスにびっくり。なんと満席状態ですw。
ガールスカウトのちっちゃい子供達が大勢乗っています。後方には登山部と思われる高校生が乗っています。
一番先頭の席が空いていて座ることができました。
なお子供達は市営温泉のバス停で下車。高校生は私と一緒に終点で下車。話す機会がなかったのでどこに向かうのかは不明。


バス停から登山口までのんびり歩く。
登山口で登山届けをポストに投函しておく。
ここから林道出合いまでは過去に3回歩いている道。
今日は体調がいいのか休憩することなく林道出合いまで歩くことができました。


林道出合いの駐車場はガラガラ。なんと1台しかとまっていません。
天気もいいのでみんな遠方にでかけているんでしょうね。

ここで昼飯休憩をしてワサビ沢に向かう。

林道を15分くらいくだるとワサビ沢の入り口に到着。
ここはガードレールが新調されており駐車できなくなっていました。

ここからの道は安倍奥で一番のお気に入りの道。

先週浅間原に登った時にも感じましたが、最近の雨続きのせいか沢の水量がとても多いです。
登山道も水の流れ道になっていたりしています。

丸太の橋を渡って滝を高巻きするところでなんと木が倒れていて道がふさがれています。

ご覧の通り木の橋も倒木が邪魔をしています。でも橋が流されていなくてよかった。
なんとか橋を渡りガレを登って行きます。

倒木を越えてなんとかクリアしました。ザックがでかいとこういう時が大変です。

何度か沢を行ったりきたりしてワサビ畑跡にやってきました。

いつまでやっていたかはわかりませんが、こんな山奥に石垣を作り山葵を栽培していたなんてすごいですね。

さてワサビ畑跡までくれば本日の幕営地まではあと少しのはずです。

倒木を越えワサビ沢の頭に向かう分かれ道(写真右)を左に向かいます。
※ここから直にワサビ沢の頭に向かう道はこちらを参考にしてください。

分岐から5分くらい歩いたでしょうか、前回目をつけていた所にやってきました。

この辺は結構平坦なところが多いですが今回は左側の平坦地でテントを張ることにしました。

尚、沢の水量が多いのもあると思いますが、テントを張ったところから30秒くらいくだると水が湧き出しているという最高の環境でした。ここにして正解だったみたいです。

テントの中から見る景色も最高です。

今回は初日はのんびり過ごす予定ということもあり、テントを張ったら早速ゴロ寝開始です。
ラジオを聴きながら17時くらいまでまったりします。
17時になったら夕飯を作りますが、今回の夕飯は最悪。大失敗でした。

DSで遊びながら22時頃就寝。
その後寒くて何度も起きるはめになりました。
テント内の温度は4度くらい。どうやら寝袋の限界地を超えているようです。
というか下半身が寒くて仕方がない。上半身は肌着+山シャツ+フリース+ダウンジャケットなので寒くはないと思うのですが下半身はパンツ+タイツ+半ズボンというバランスの悪さが駄目だったらしいです。

動物の鳴き声も足音も全くなく静かな夜でした。

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