トップページ奥大井の山々>風イラズ(栗代林道〜風イラズ) 2日目





風イラズ


栗代林道から風イラズ
2日目



2010年11月3〜4日
 

コースタイム
2日目

6:10 抜ヶ谷山(幕営地)
6:40 1621m地点
7:55 黒枯山
9:30-45 風イラズ
10:40 黒枯山

12:05-40 抜ヶ谷山(テント撤収)
14:20 1351m地点
14:55 尾栗峠
15:45 林道小屋跡
17:30 駐車スペース

栗代林道から風イラズの2日目
今日はテントはそのままで風イラズを往復。そしてテントを撤収して帰路につく予定。
秋は日没が早くあっという間に暗くなってしまう。暗くなる前に車にたどり着けるのでしょうか。

2日目

昨日18時には寝袋にくるまって寝ていたのだが、同行者がトイレに3度ほど起きてその都度ヘッドランプの眩しさで強制的に起こされるのもあってか、あまり快眠したという感じがしない。
そんな事がありつつも5時に起床。テント内温度は6度。
朝飯は卵スープに餅をいれた簡単な物。
6時には出発の予定でしたが、ダラダラしていたら15分ほど出遅れました。
テントから出ると結構寒い。外の気温は3度程度。
相変わらずサブザックは持ってきておらず、でかいザックに必要な物だけいれて歩き始める。

1621m地点までは一旦く下り上り返すのですが少し藪っぽい道で笹藪の中を歩いていきます。
山頂付近は西側が開けており朝日岳方面の展望が素晴らしいです。
1621M地点を通り過ぎると緩やかに下って鞍部に到着。
ここから黒枯山までの道は岩がゴロゴロでてきます。
この辺は木の根っ子にしがみつきながら登るような急な所もあり結構大変。
「ここま真っ直ぐ岩を登っていくのか?それとも巻いていくのか?」と悩む場面もしばしばありました。
7:55
大変な思いをしながらやっと黒枯山に着きました。
ここで休憩。
ここからは木の隙間から風イラズがやっと見えるようになります。見えてるのは少し手前の部分ぽいですが。
ここから先は岩場はないのかなと思いきや、まだまだ岩場は続きます。
でも、ここまで来ればあと少しです。
9:30
なだらかな所をすぎてちょっと登ると山頂に到着。
木に囲まれた静かな山頂です。テントを張るにもよさそうな場所です。
9:45
本当はもう少しゆっくりしていきたいのですが、予定より30分程度遅れています。
林道に着く前に日没になってしまうと困るので下山にかかります。
登りで急斜面だったので当然下りも急斜面です。
こんな山奥で滑って怪我すると一発で遭難騒ぎになってしまうので慎重に下っていきます。
昨日今日と本当に天気がよく青空がまさに真っ青という感じ。
紅葉も綺麗で久しぶりにもう一度来てみたいなと感じる尾根道です。

12:05
幕営地に到着。
黒枯山の鞍部からの登りは大したことないんですが、疲れた体には結構しんどかった。

今回は粉末茶を持ってきていたので下山中に飲むお茶を作ってからテントを撤収する。
結構急いでやったつもりでしたが30分くらいかかってしまいました。

12:40
準備ができたので下山開始です。

1351地点をすぎて、さあここを下りきれば尾栗峠という所でなんと間違えて尾森駅の方に向かう東の尾根にはいってしまいました。
幸い10m位下ったところでなんかおかしいなと思いGPSで確認した所間違いが発覚。
持っててよかったGPS。
トラバースしてなんとか復帰。

14:55
尾栗峠に到着。
計画より40分程度遅れていますが、この時間なら暗くなる前に林道には着けます。
後は明るいうちに林道が崩れていた部分を通過できるかです。
登りで踏み跡が薄かった道は下山でもわかり難いです。

15:45
林道に到着。
結構がんばって下りましたが45分かかりました。
休憩もそこそこにして車に向かって歩きます。
懸念していた崩れの部分も明るいうちに通過できましたが、駐車スペースまであと少しというところで日没を迎えました。
16:50が日没時間ですが、実際は17:10まではヘッドランプなしで歩けました。
迂回路の階段に着いたときにはもう真っ暗。暗い中ヘッドランプで階段を登っていきます。

17:30
駐車スペースに到着。
ここから兎辻までがまた大変。石をどかしながらノロノロ運転で走ります。
自宅に着いたのは20時頃でした。
感想

長い林道歩きがありますがそれほど苦痛ではないです。
一番の苦痛は車で駐車スペースにたどり着くまでの区間。二度と自分の車で走りたくないと思う所だった。

尾栗峠からの尾根歩きは非常に気持ちのいい道。
特に1621のピークから風イラズの区間が最高でした。

←1日目へ